HHKB lite2 for Mac、1年使っての使用感・レビュー

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HHKB lite2 for Mac、1年使っての使用感・レビュー

今回は「Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac(HHKB Lite2 for Mac)」の使用感についての記事です。

1年ほど使ってみての感想、良かった・悪かった部分など紹介していきます!

結論から言うと、指への負担が少ないのでタイピング量の多い人には快適。特に重めのキーが好きで、ミニマルな打ちやすいキーボードを探している人にはとてもオススメでした。

目次

HHKB (ハッピーハッキングキーボード) とは?

PFU が販売する、”真のプロフェッショナルにとっての理想を突き詰めた”キーボード。

今ほどゲーミングキーボードが一般的でなかった頃から、エンジニアを中心にたくさんの文字量を打つ人たちに愛されてきたキーボードです。上位モデルのHHKB Professionalは、東プレのRealForceシリーズとあわせて「キーボードの最高峰」の呼び声が高い製品。

キー配列が独特(UNIX配列)で、controlキーの配置が違うなど、「ホームポジジョンを崩さずに様々なショートカットが使いやすい」ようになっているのが特徴。慣れれば非常に使いやすいキーボードです。

上位モデルのHHKB Professionalはスイッチが静電式で、廉価版のHHKB liteはメンブレン式。どちらもWindowsとMac両方で日本語/英語配列に対応しています。

HHKB Lite2 For mac(日本語配列)

私が購入したのはHHKB Lite2 For macの日本語配列<かな無刻印>モデル。

自作のパームレストと合わせて使っています。

  • メンブレン式
  • JIS配列:68キー
  • キーストローク 4.0mm
  • 押下圧 55g

“For Mac”版の特徴は、Mac専用の刻印とスノーホワイトのボディ

元々はグレー/ブラックの2色展開のみなんですが、Mac対応板のみ真っ白なカラーが用意されています。

キーはやや重めで深め。
押下圧は後述の改造で軽くすることができましたが、軽いキーが好きな方はそれでも若干の重さを感じるかも。

HHKB Lite2 For Macを選んだ理由

価格・デザインの2つが最大の理由です。

いいキーボードが欲しいとはいえ、初めてキーボードに手を出すので失敗でも納得できる価格であること。

デスク周りを白で統一していたので、ミニマルなデザインに合うキーボードということで選びました。

「Karabiner-elements」というソフトでキーマップを変更できるので、Mac対応であることはオマケ程度の要素だったんですが、結果的にCommand⌘ボタンがあるのは快適だったので、for Macを選んで良かったです。

HHKB Lite2 For Macの使用感

使用環境: MacBook Pro 16インチ(クラムシェルモード)。

メンブレンといっても、安物キーボードのようなグニグニ感はなく、コトコトと心地よい打ち心地。音も小さくて気になりません。ただ、若干キーが重い気がしたので、メンブレンを取り出してキースイッチ部分を肉抜きするプチ改造をしました。

ミニマルなホワイト、コンパクトなデザインなので机の上での収まりはいい感じ。
独特なキー配列にもなれるのにさほど時間はかかりませんでした。

良かった・悪かったところ

実際に使ってみた感想はこんな感じです。

いいところ

  • 比較的安価
  • コンパクトなサイズ感
  • くすみのない白色なのでインテリアに合う
  • 打鍵音が静か

イマイチなところ

  • キー配列が独特
  • HHKB Lite2 は有線式のみ
  • キーが結構重い

1年使ってみての感想

それまでMacBook Pro本体キーボードか、外付けでもパンタグラフ式の薄型キーボードをつかっていました。その頃との比較です。

  • 指への負担が減った
  • 長時間の入力が苦じゃなくなった
  • 独特なキー配列には1-2ヶ月で慣れる

薄いキーでは指を立てて引っ掻くように打鍵するクセがあったので、勢いよく入力していると底打ちの衝撃が大きかったのですが、それが解消されました。HHKBはキーの厚みがあるので指の腹で押すように矯正されたのだと思います。

指への負荷が減って長時間の使用も辛くなくなったので、ブログ作業や趣味の文章執筆に大活躍。このキーボードがなかったらブログを始めていなかったかもしれないです。

心配していたキー配列は、1ヶ月程度で違和感なくなりました。ただ、会社では通常配列のフルキーボード(しかもWindows)を使っているので、しばらくHHKB liteを使わない時期があると混乱するときがありますね。


ただ、長く使っていると気になる部分も出てきました。キーの重さです

会社用に非常にキーが軽いアーキスのメカニカルキーボード (赤軸、押下圧45g) を使い初めたこともあり、約10 gの差が負担に感じるように。メンブレンの肉抜きで軽くなったとはいえ、一つ上の快適さを知るとどうしても気になってしまうんですね。

HHKB Lite2 を1年愛用したところで、より快適さを求めてメカニカルへの買い替えを決意しました。

ただ、自分は軽いキーが好みだと知れたという意味では満足。
勉強用、入門用には非常にいいキーボードでした!

まとめ

HHKB Lite2は指への負担が少なく、タイピング量が多い&ショートカットを多用する作業でも快適に使えるキーボードでした。

1年ほど使ってみた結果、私は軽いキーの方が好みだと気づきましたが、重めのキーが好きで、コンパクトな打ちやすいキーボードを探している人にとってはかなり良い選択肢かと思います。

高級キーボードの入門用にも手頃な値段なので、ぜひおススメしたい製品でした!

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