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2022年5月、ロジクールからコンパクトな縦型エルゴノミクスマウス「LIFT」が発売されました。
エルゴノミクスのマウスは大きいものが多く、これまで気になりつつも諦めていたんですが、このマウスはちょうどいいサイズ感。手があまり大きくない人でも無理なく使うことができます。
以前のマウスは手が痛くなることが多かったので、LIFT を試してみたところ、手の負担がかなり解消されました。しかも、専用アプリによるボタン設定が非常に便利。
今回は「LIFT」について紹介したいと思います。
サイズ | 108 x 70 x 71 (mm) |
重さ | 125 g |
カラー | グラファイト / ペイルグレー / ローズ |
接続 | Bluetooth5.0 / 2.4 Hz無線 (Logi Bolt ) |
ボタン数 | 左右クリック+4 (計6つ) |
電源 | 単三電池 x 1本 |
対応OS | macOS 10.15以降windows 10, 11以降 |
「LIFT」は静音タイプのエルゴノミクスマウス。握手するような形で握る、縦型の形状をしています。
私が購入したのは「ペイルグレー」というカラー。ボディ部分は艶消しのホワイトで、ラバー部分が薄いグレーになっています。Macの周辺機器にも合うシンプルなデザインです。
本体と保証書、パッケージと一体型の接続法説明書が同梱されています。
本体には動作に必要な単三電池が1本セットされていて、すぐに使い始めることができました。
「LIFT」のボタン数は計6つ。
そのうち、左右クリック以外の4つのボタンは全て、専用アプリから機能の割り振りができるようになっています。
ホイールに左右のチルト機能はありませんが、親指側のボタンを押しながらホイールを転がすことで左右スクロールが可能です。左右チルトは指に負担がかかるので、ボタンとの組み合わせでスクロールできるのはありがたいですね。
横スクロール機能のオンオフもアプリから設定ができます。
ボディとボタンは艶消しでサラサラした質感。
プラスチックの安っぽさはなく、ホワイトなカラーも相まって上品な見た目です。
手のひら部分は滑り止めの凹凸がついたマットなラバーになっています。
グリップ感がありながらも表面はサラサラしていて、プラスチック部分と似た手触りです。
裏面には最大3つまでの接続切り替えボタンと電源ボタン、電池カバーがあります。
電池カバーは手軽なマグネット式。軽く押すだけで簡単に開閉できました。
スライド式のカバーと違って爪がないので、破損によって閉まらなくなることはなさそうです。その代わり、落下による衝撃で開いてしまうので、蓋の紛失には注意が必要かもしれません。
内部には無線接続用のUSBレシーバーが収納されています。
私の手(女性の平均くらいの大きさ)と比較したサイズ感はこんな感じです。
エルゴノミクスマウスは大きいものが多いので心配でしたが、LIFTは女性でも違和感なく持てる大きさです。
握り込むと小指全体が机に接し、普通に机に腕を置いている時のような安定感があります。
以前使っていたマウス2種と並べてみました。
左:エレコム・M-XGL20DL(Lサイズ)
中:ロジクール・M590GT
上から見た大きさはM-XGL20DLと同じくらいですが、高さは倍程度あります。
重量もあるので持ち歩くのにはやや不向きですが、その分使用中の安定感が高くなっています。
静音仕様だけあって、LIFTの操作音は全体的にかなり静かです。
左右クリックとホイール:コト、コトと低めの落ち着いた音
中央丸ボタン:ほとんど音や”押している感”ナシ
親指ボタン:ごく小さなポチポチ音。指を完全にかぶせて押すとほぼ無音
同じロジクールの静音マウス「M590GT」と比較すると、左右クリックの音が低く落ち着いています。ただ、使用環境にもよりますが、若干机に反響する感じが出たような気も。
それ以外の4つのボタンは圧倒的に静かです。
静音モデルのM590GTでも、これらのボタンは通常マウスとそう変わらない音の大きさでしたが、LIFTはまさしく静音といえる静かさになっています。
特に、よく使う親指ボタンの静音性はかなりのもので、多用しても耳に障らないのが嬉しいです。
前に使っていたM590GTは私の手に合わなかったのか、しばしば人差し指の付け根〜手首にかけてが痛くなっていました(LIFTを購入した一番の理由です)。
LIFTは手首が無理のない角度で安定するうえ、負荷の大きかった動作(ホイールの左右チルト、小さなマウスのかぶせ持ち)が無くなったので、長時間使っても痛みが出なくなりました。
エルゴノミクスマウスは大きいものが多いんですよね。例えば、同じロジクールのエルゴマウス・MXV1sは、私には大きくて手首が浮いてしまっていました。
ですが、LIFTはコンパクトな作りなので、さほど手が大きくない人でも無理なく使うことができます。普段S〜Mサイズくらいのマウスを使っている人にもおすすめできます。
「Logi Options +」を使うと、4つのボタン設定をアプリごとに自由に変更できます。
例えば、ブラウザで「進む/戻る、新規タブで開く、タブを閉じる」などを設定にしておけばネットサーフィンが捗ります。動画編集ソフトで「編集点の追加、デリート」などを設定すればカット編集が片手で高速化できますし、慣れると手放せなくなるレベルで便利です。
慣れるまでクリックがしづらい
左クリックはそこまでではないですが、右クリックは最初押しづらく感じました。親指ボタンを押すときポインタがズレることもあるので、慣れるまで少し違和感があります。
握っていると少し暑い
手の平全体にフィットする形状なので、ずっと握っていると若干暑いです。夏場は手汗が心配かもしれません。
今回レビューした「LIFT 」はエルゴ系マウスの中ではかなりコンパクトで、女性や手があまり大きくない人でも違和感なく使うことができました。
操作音も静かでストレスがなく、ボタン設定機能が優秀なので、マウスとしての完成度は非常に高いといえるでしょう。
手の負荷に困っている方、小さな手にも合う高機能なマウスを探している方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか!
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