A5バインダーでシンプルな自作バレットジャーナルを作る

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A5バインダーでシンプルな自作バレットジャーナルを作る

みなさんスケジュール管理には何を使っていますか?
システム手帳?1日1ページ式のノート型手帳?スケジュール管理アプリ?

私は去年、デジタルノートの『Notion』にカレンダーとタスクリストを一元化したのですが、結局紙のバレットジャーナルに戻ってきました。PCやアプリを立ち上げないと確認できないというのが、仕事の予定も趣味の予定もまとめて放り込む私の使い方とは相性が良くなかったようです。

とはいえ、デジタルに慣れるとバレットジャーナルの『毎回自分でフォーマットを書いて作る』システムは面倒で仕方ないんですよね。印刷して貼っても良いんですが、ノートが膨らむのも好きではない……。

そこで、A5のルーズリーフを使って自分に合うリフィルを作ることにしました。作り方と私のジャーナル構成を紹介するので、興味のある方は是非参考にしてみてください。

目次

完成した自作バレットジャーナル

A5ルーズリーフで自作したバレットジャーナル

見た目はシンプルなルーズリーフ。コストと作りやすさ優先の設計です。

リフィル構成:

  • フューチャーログ(年間カレンダー)
  • マンスリーログ(月別カレンダー)
  • ガントチャート(作業の進捗管理)
  • デイリーログ(タスク管理とメモ)

スタンダードなバレットジャーナルの構成に、進捗管理用のガントチャートを加えました。ページを入れ替えて使う想定なので、インデックス(目次・ページ番号)は使っていません。必要なページはメタルブックマーカーでアクセスできるようにしています。

アレンジ要素として、赤色のファンシーペーパーを表紙の後ろに仕込みました。

情報管理に使うバレット(マーカー)はこんな感じ。
基本の□、○、ーのみです。

作り方

A5バレットジャーナル用自作リフィル

作り方はシンプル。
ルーズリーフに自作したテンプレートを印刷し、バインダーに綴じるだけです。

材料・必要なもの

  • コクヨ|キャンパスバインダー
    リングノート感覚で使える、薄手のルーズリーフバインダー。ワンタッチで開閉できるので差し替えもしやすいです。クルッと表紙を折り返せるので、机の上でかさばらずにデイリーページを開きっぱなしにできるのがポイント。
  • マルマン|書きやすいルーズリーフ 方眼罫
    手に入りやすくお手ごろ、しかも書き心地が良いので、市販の紙モノはマルマンとコクヨを愛用しています。マルマンの方眼は色味が薄く主張しすぎないのでおすすめです。
  • 家庭用プリンタ
    うちでは安価なモノクロレーザープリンタ(Canon LPB-122)を使っています。
    プリンタがない場合はリフィルをコンビニ印刷してルーズリーフ用パンチで穴開けする手もあります。

リフィルのデザイン

全体的に、なるべくシンプルにデザインしました。
適宜必要なページを印刷して挟み、大スペースのメモが必要なときは白紙のルーズリーフを追加したりしています。

配置しているのは、主に手書きが面倒なカレンダーや枠、基本のタスク用バレット。余白を多めにして、書きたいことができたら手書きで補足する運用です。

印刷用データはAffinity Designer(買い切り型のベクターイラストソフト)で作りました。他のイラスト系ソフトやCanba、パワポなどでも作れると思います。

フューチャーログ(年間カレンダー

自作バレットジャーナルのフューチャーログ

公開されているカレンダー素材をお借りし、メモスペースを空けて配置。大きなイベントの予定のみ書き込むページです。

マンスリーログ(月別カレンダー)

自作バレットジャーナルのマンスリーログ

左ページにはカレンダー(素材を使用)と、その月にやりたいこと・やらなければいけないことリストの枠。右ページには日付だけを縦に並べた簡易タイムラインとメモ欄を配置しています。

ガントチャート(作業の進捗管理)

自作バレットジャーナルのガントチャート

見開きで31日分の枠を引いています。上部にはその日の調子を3段階で評価するトラッカー。

執筆や創作、複数日にまたがる作業はすべてここに記載して管理しています。

デイリーログ(タスク管理とメモ)

自作バレットジャーナルのデイリーログ

1ページ4日分、見開きで1週間+振り返り枠。
タスク管理に使うバレットを最初から配置しておき、イベントやメモは空きスペースに手書きします。

実際に使ってみて

良かった点

  • バレットジャーナルの準備で一番面倒な、カレンダーとガントチャートを手書きしなくてよくなった。
  • バレットの形と位置が揃っているのでタスク管理しやすい。
  • 手書きで日付やタイトルを描き込んでいたときより圧倒的に見やすい。
  • 紙にこだわれる!

イマイチな点

  • 印刷がルーズリーフの方眼とずれやすい。
    • 無地ルーズリーフにして、方眼のマス目も印刷にしてしまったほうがいいかも。
  • 外観がちょっとチープ。
    • オシャレなノートを使っていたときの方が所有欲は高かった。
    • バインダーを良いものに変えると満足感が増すかも。

まとめ

バレットジャーナルを続ける上で一番面倒だった『手書き』を無くして、かなり理想的な手帳を作ることができました。

材料の入手性からA5サイズにしましたが、B6やA6サイズで作っても良いかもしれません。ロルバーンやシステム手帳リフィルに印刷するのも良いですね。

興味のある方は参考にしてみてください。

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