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2021年1月30日、バーチャル同人誌即売会「NEOKET(ネオケット)」の記念すべき第一回が開催されました!
大手イラストSNS・ピクシブ主催のバーチャルイベントということで期待は特大。
VR初心者ですが、早速参加してみましたのでレポートをお送りしたいと思います。
イベント名称:NEOKET powered by pixiv
主催 | ピクシブ株式会社 |
協力 | monoAI technology株式会社 |
連携サービス | VRoid / BOOTH |
公式サイト | https://vroid.com/neoket/ |
日時 | 2021年1月30日(土)12:00〜18:00 |
サークル数 | 200サークル |
一般参加者数 | 上限1.5万人 |
頒布している同人誌や3Dデータなどは、システム中で販売サイト「BOOTH」を経由して購入できます。BOOTHを運営しているピクシブならではの機能です。
BOOTH内で紙媒体の作品を販売している場合は、後日郵送で作品を受け取ることができます。
参加はバーチャルでも紙の本が入手可能というのは嬉しいですね。
同人ガイドラインによっては ”電子媒体の二次創作物の販売はNG” という作品も少なからずあり、特に女性向け界隈では同人電子書籍は忌避される傾向にあります。
そういったジャンルでもバーチャル即売会に参加できる体制は、今後のイベント規模の拡大に重要なポイントと言えるでしょう。
ただ、サークル側は売上からBOOTH手数料、システム利用料を負担する必要があります。
頒布数の多い大手サークルほど手数料の総額が大きくなってしまうので、そこは少々難点かもしれません。
第一回NEOKETの申し込み・当落発表のスケジュールは以下の通りでした。
・事前登録チケット
第一回目は公式サイトより無料配布されていたものを取得しました。
・参加デバイス
PC(Win / Mac)
またはHTC VIVEなど、SteamVRに対応しているHMD (ヘッドマウントディスプレイ)
詳細はこちらのページから。
CPU:Intel Core i5 以上
メモリ:CPU Intel Core i5 以上
が最小スペックの目安のようです。
MacはIntel版もM1版も両対応しています。
※スマートフォンからの参加は現在のところ不可です。
ただ、サービスを提供しているXRCLOUD自体はスマホへの対応を売りの一つにしているので、今後のサービス拡大に期待されます。
今回私はMac mini+eGPUで参加 しました。
Mac mini (2020)
・3.2 GHz 6コア第8世代 Intel Core i7
・メモリ 64 GB (自前換装)
・1TB SSD
eGPU
・ SAPPHIRE PULSE RADEON RX VEGA 56 8G HBM2
・GPU BOX:Razer CoreX
カクつくこともなく、非常に快適にワールドをまわることができました。ご参考まで。
「NEOKET」では20体以上の デフォルトアバターが用意されていました。
自分用のVRアバターを持っていない人でも、キャラを選択するだけで気軽に体験できます。
もちろん自作アバターのアップロードも可能。
「VRoid Hub」との連携が必要ですが、普段VRChatやVtuber活動等で使用しているアバターを持ち込むことができます。
・VRoid Hub:https://hub.vroid.com/
さらに、「VRoid」アバターも使用可能となっていました。
PC向けのVRoid Studioやスマートフォン向けのVRoidモバイルで作成したアバターが使用できます。
・VRoid Studio: https://vroid.com/studio
・VRoidモバイル: https://vroid.com/mobile/
イベント開催に先駆け、NEOKET空間を体験できるワールドが事前公開されました。
期間は1月22日(金)17:00~1月30日(土)6:00の約1週間。
開催当日の朝までワールドの事前確認ができるのはいいですね!
会場の「NEO代々木」
初めてのVRワールドに困惑しつつもワクワクを抑えられません。
お借りしたデフォルトアバターが非常にかわいいです。
ワールド内の張り紙は操作説明へのリンクになっており、操作に困ることもありませんでした。
右下のアクションアイコンからは挨拶や笑顔、簡単な意思表示など、様々なアクションができます。
画面右のカメラマークからはスクリーンショットが撮れます(データはpng形式)。
サークル会場をつなぐターミナルの様子。
本番ではこの丸いゲートからそれぞれの会場エリアに入ることができます。
事前体験で入れるのはここまででした。
会場内は本番当日のお楽しみです!
事前体験では「NEO代々木」のみが公開されていましたが、イベント当日はA〜Jの全てのサークル会場に入れるようになっています。
せっかくなのでNEO代々木から電車に乗って、NEO国際展示場に向かいます。
さすが本番当日だけあって、事前体験の時よりたくさんの人が参加していました。
マイクONにしている人の近くに行くと、話している音声を聞くことができます。
Vtuber らしき方の姿もちらほら見受けられました。
改札を抜け、プラットフォームへ向かいます。
電車が数分おきに運行しているので、ホームにはたくさんの人が次の電車を待っていました。
アバター読み込みが追いついていないものが青いアイコンで表示されているようです。少し待機したらデータが読み込まれるのか、美麗なアバターをたくさん目にすることができました。
2分ほど電車に揺られ、NEO国際展示場へ到着。
早速サークル会場へ行ってみます。
各ワールドおよそ20ほどのブースが設営されていました。
各ワールドの案内板には配置図や、いわゆるサークルカットが掲載されているのでわかりやすいです。
ブースに陳列されている表紙イラストを選択すると、画面内でBOOTHの販売ページが開き、購入できるようになっていました。
同人誌のほか、Vtuber などの公式イラスト集、アバター用の服飾や小物などの3Dデータを扱っているサークルも多かったです。
オリジナル作品を出している人が大多数だったのが印象的でした。
ベンチなどのオブジェクトを選択すると、ちょっと一休み、なんてことも。
帰る際は画面左上のエスケープボタンか、ウィンドウを閉じることで退場することができます。
さて、第一回「NEOKET」に参加してみての感想ですが、非常に楽しかったです!
電車に揺られて会場に向かうワクワク感、会場が見えてきた時の高揚感、ブースを散策してお宝を探すあのなんとも言えない感覚。どれも2020年のコロナ禍以来遠ざかってしまっていたものでしたが、久々に味わうことができました。
SNS上でのエアコミケなども開催されていますが、やっぱりイベント会場の雰囲気それ自体が楽しみの一つだったのだと実感します。
バーチャルだけど、あの独特の空気感を体験できる「NEOKET」のようなイベントが今後もっと市民権を得てくれると嬉しいです。これからの盛り上がりに期待大ですね。
いつか自作のアバターを着て参戦してみたいと思いました。
それでは!
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