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遊舎工房のお楽しみ・お苦しみ袋で、スイッチフィルムと55gのバネが当たりました。
これまでキースイッチのmodには手を出していなかったのですが、せっかくなのでカスタマイズしてみることに。どのくらい打鍵感が変化するのか楽しみです。
愛用しているタクタイルスイッチ・kiwiをカスタムしてみます。
元々の状態では、カクンッと落ちる強めのタクタイルに高めの打鍵音。ステムは若干のぶれを感じるところも見受けられます。
このスイッチがどう変わるのか。
Kiwiの元の押下圧は67g。交換後のバネは55gです。
材質はどちらも金メッキのシングルステージ。Durockのスプリングの方が元々のスプリングよりも若干長く、有効巻き数は同じですね。バネの径と線径はほぼ変わらないと思うので、長さと微妙な材質の違いが押下圧の差につながっているようです。
こちらは特に迷うこともなく、バネを交換して終了。
スイッチフィルムはひとつひとつ台紙から剥がして使用します。内側の部分は綺麗に台紙に残ってくれますが、時々一緒に剥がれてしまうものがありました。
これをスイッチのハウジングに乗せ……
良い感じに挟まるようにしてハウジングをはめ込みます。
組み直し後はハウジングからフィルムが多少飛び出ました。これを綺麗に納めるのは難しそうです。純正ではないから……というわけでもなく、Durockのスイッチでもこういうものみたいです。
Before(mod前)
強めのダンプ感があり、最初に強い抵抗が指にかかった後でクンっと落ちる。やや高音の底打ち音が鳴る。打鍵中にステムのブレを若干感じることも。
After(mod後)
感触がかなり軽く・柔らかくなった気がする。ダンプ感もやや抑えめで、底打ちもコトコトって感じに。
ブレはステムを揺らす分には変化がないけれど、打鍵中のブレ感はほとんど分からなくなった。音は明らかに小さく、反響する感じがほぼ無くなっている。
打鍵感・音がかなり変わっている実感がありました。
2つのカスタマイズを同時にしたので「明確に「コレが効いた!」とは言いにくいですが、軽さはバネ、音とブレはスイッチフィルムの影響だと思います。
C³Equalz kiwiにフィルムmodとバネ交換を施したところ、打鍵音と軽さ、打鍵中のブレ感が改善しました。
タクタイルらしい抵抗感は残しつつ、「打っている感」と打鍵の軽さが良い感じに両立するようになった気がします。私は浅いところにある強いダンプが好きなので、mod後は寂しさを感じますが、指の疲労感はかなり軽減されましたね。
おそらく、軽さはバネ、音とブレはスイッチフィルムの効果でしょう。両方まとめていじったので比較が難しいですが、これは両方とも行って正解だったカスタマイズだと思います。
バネ、フィルムともまだまだ残っているので、他のスイッチでも試してみたいですね。
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