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出先で文章を執筆するためのデバイスとして、軽量コンパクトな自作キーボード「Kleine Gherkin」を組み立てました。
コンパクトさを求めるため、Outem のMX互換ロープロファイルスイッチと自作の0.8Uキーキャップを採用した結果、ポケットやポーチに放り込んで持ち運べるサイズのミニミニキーボードが組み上がったので紹介したいと思います。
海外でも人気の高い30%キーボード・Gherkinをベースにサリチル酸さん (@Salicylic_acid3) がリデザインした狭ピッチのキーボードです。
ホットスワップには対応しておらず、その分ボトムの厚みを抑えた非常にコンパクトな構成です。
遊舎工房さんで基盤が販売されており、基盤+ボトムプレートのセットで2000円でした。
今回、自宅で使うというよりは外出先での入力デバイスとしての使用を前提にしました。
スマホ・タブレットなどとあわせて、外での記事執筆やメモ用途などに使うイメージです。
普段はLily 58 Proを使っているのですが、こちらは結構存在感があるので気軽に持ち歩くのは難しいところ。小さなKleine Gherkinならポーチにでも放り込んでサッと出かけられるはずです。
ワクワクを胸に、早速組み立てていきます。
用意したパーツ類は以下の通り。
ミドルプレートは配布データからアクリルカットしたものを譲っていただきました。
プレート無しでもスペーサーを噛ませれば使用できますが、持ち出す用途なのでしっかり目にカバーしておきます。
サリチル酸さんのビルドガイドが手厚いので、こちらをよく読めば特に困ることはありませんでした。
ただ、最後のねじ止めだけが鬼門で、スイッチが混み合っていてるためドライバーがうまく回らないことがあります。私は上面にナットをピンセットで固定して、下からねじ止めしました。
また、ボトムプレートに切り欠きがあり、pro microが外に露出する構造になっています。この切り欠きによって、スイッチプレート下の厚みが5 mmにまで抑えられてるようです。
持ち出しメインなので、こちらも保護のために薄いプラ板とマスキングテープを被せておきました。
基盤とミドルプレート側面を黒に、アクリル側面をシルバーに塗っておめかししました。
本当は「打ってる感」のあるタクタイルスイッチが好きなのですが、基本的に外での使用専用になる予定なので静音の軸に限定しました。
せっかくならコンパクトさを追求しようと Outemのロープロファイルに。
普通のCherry互換のキースイッチは高さが10.7 mm (軸・ピン除く) なのに対し、こちらは8 mm。2.7 mmも高さが抑えられています。
Kleine Gherkinのキーピッチは16 mmなので、普通サイズのキーキャップは使えません。
0.8Uキーキャップは市販されているものが少なく、国内で気軽に入手できるのはTALPさんで販売されているこちら1択です。
個人的に黒のキーキャップは少し重いというか、持ち物から浮いてしまうのが気になるところ。せっかくなので、3Dプリンターを使って自作してみました。
幅15.5 mm、高さ6.5 mmのキーキャップです。
天面は丸く凹んだスフェリカルで、小さくても指の収まりがいいようにデザインしています。
せっかくなので印刷条件を最適化し、BOOTHで頒布しました。
さっそく旅行に持ち出して作業してみました。
カバンにぽいっと入れておけるサイズ感と気楽さが最高です。
これならカフェの小さなテーブルなどでも作業できそう。
あちこち持ち出して遊んでみたいですね。
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