文学フリマ東京38|お礼と振り返り

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文学フリマ東京38|お礼と振り返り

2024/5/19(日)、文学フリマ東京38に行ってきました。初めてのサークル参加です。

本を作りたい!イベント参戦したい!の単純モチベーションでなんとか本を2冊作りあげ、乗り込んだ東京流通センター。想像していたよりもはるかに沢山の人に立ち寄っていただき、感動し通しでした。

ブースで話しかけていただけるのって、本当に嬉しいですね。ああいう場で声をかけるのって、すごくエネルギーがいることだと思います。その労力を払って感想や応援の言葉を頂けたなんて、こんなに嬉しいことはありません。

あぁ、本当に楽しかった!

以下、当日の様子や本の概要などの振り返りです。

目次

当日の様子

文学フリマ東京38 第一展示場U-05 ブース設営
設営(この後見本誌を中心に寄せた)

第一展示場 U-05|『タワケタガリ』
で参加しました。

文学フリマ東京38 出店者ブース内側からの視点
初めての出店側の目線

手探りの設営でしたが、なんとかそれっぽい形になりました。

設営のMVPは敷き布。買った直後は派手すぎたか?と心配だったのですが、馴染みのいい色味で悪目立ちせず、遠目には目を引く程良いアクセントになったと思います。おかげで机の寂しさが気になりませんでした。

ポリ/綿のツイル(綾織)生地なので、シワが目立ちにくいのも良かったです。

会場は大盛況!

東京文フリに来たのは数年ぶりですが、コロナ前とも変わらぬ大盛況でした。今回から東京開催は入場が有料化されましたが、来場者人数は有料化前後でさほど変わっていないのではないでしょうか。

出店者は1878サークル。来場者人数は現在集計中ですが、私のいた第一展示場左手側は13時ごろにピークを迎え、15時半ごろまで、波はありつつもずっと盛んに人が行き行き交っていました。

持っていった本

1冊目:『Couch/カウチ』

文学フリマ東京38新刊『Couch/カウチ』

日常の中でふと浮かぶ、けれどもすぐに霧散してしまう思考のかけら。
それらを手放すことがどうしてもできなくて、一日の終わりに少しずつ繋ぎ合わせてきました。
1000文字前後のエッセイを詰め込んだオムニバス。

sizu.me/sou_aomi で書いている日記/エッセイから、思考にまつわるエピソードを抜粋・再編集&大幅加筆した本。

カウチソファで物思いに耽っているイメージの装丁にしたのですが、タイトルがデザインに引っ張られすぎたな、と少々反省。

文学フリマ東京38新刊『Couch/カウチ』 表紙アップ

表紙は想像以上の仕上がりで、ペルーラの光沢感がたまりません。
デザインで手に取ってくれた方も多かったように思います。

2冊目:土岐美濃焼まつり ぶらぶら記

文学フリマ東京38新刊『土岐美濃焼まつり ぶらぶら記』

2024年5月に訪れた国内有数の陶器市、岐阜県の『美濃焼まつり』を題材にした旅行記・エッセイ。当日の様子や、購入したうつわ、気になった作家さんについて、イラストを添えて綴っています。

イベント2週間前に行った陶器市の様子を「鉄は熱いうちに打て!!」の勢いでまとめたレポ本/プチ旅エッセイ。表紙はラクスルさんに発注した裏表カラー印刷(チラシ用、)、本文はコンビニコピーで手製本しました。

文学フリマ東京38新刊『土岐美濃焼まつり ぶらぶら記』 自家製本の様子
イベント2日前に製本

2冊とも本の毛色が違うためか、それぞれ手に取ってくれる人のタイプが分かれていたのが印象的でした。

ビジュアル面は大成功

内容に関する情報が少なかったのもあり、ほとんどの方が本のデザインに惹かれて手に取ってくれたのだと思います。この点はシンプルに、デザイン頑張ってよかったなー!という思いで一杯です。

ありがたいことに、ブースレイアウトを誉めてくださった方も。
さらっと良いところを教えてくださる方、本当に素敵。当事者はなかなか自分の長所に気付けないものなので……。

今回、『タワケタガリ』の名刺を新しく作ってみたのですが、これを机に置いておいたのも良かった。無配を用意できなかったのですが、代わりに持ってける紙モノとして、割と手に取っていただけました。

両面かわいく仕上がった

次回に活かすポイント

ぽろぽろ出てきた反省点です。

  • 本の説明が足りん!

カタログにも当日ポスターにも、物質としての本の情報(ページ数、サイズ、価格)だけ書いて、本の中身の情報が少なすぎました。サンプル公開しておくべきだった。

特に『Couch/カウチ』の方は、内容を抜粋して無配の形にすれば良かったな、と思います。

情報ない中手にとってくれた皆様には無限の感謝を。

  • ひとり店番はちょっと大変

休憩や買い物周りで席を空けたいとき、ブースにいてくれる相方がいたらなぁ、というシーンが結構ありました。「凪」の時間の手持ち無沙汰感とかも。

ただ、今回アヒル(この記事で作ったヤツ)を手元に連れていったので、寂しさはちょっとだけ和らぎました。

視界の端で素知らぬ顔してくれてるの、心強かったぜ
  • ブックスタンドが大きかった。

アクリルのカードスタンドを作ったのと同じタイミングで発注し自作したのですが、文庫サイズの本を立てるには少々幅が大きすぎました。組み立て用の爪はもう少し内側にしておいた方が良かった。

  • 蓋の閉まらない飲み物は飲むな

ミルクティをこぼしました。

幸い、周囲ブースは無事でしたが、片付けなどでご迷惑をかけることになってしまい……。手元が疎かなやつはシステムで解決するしかないので、以後ペットボトル以外の飲み物は封印します。

初のイベント出展、楽しかった!

個人的な課題は多かった初出展でしたが、設営から撤収までずっと楽しい、素敵なイベントでした。

本の準備を始めた3月からイベント当日まで、時間があっという間に溶けた時はどうなることかと震えましたが、「カタログを見て来ました」という方や、通りすがりに手に取った方、多くの方に立ち寄っていただけて、参加して良かったなという思いでいっぱいです。

これからは折を見てイベントに出られたらと思っています。勢いで9月の大阪文フリにも申し込んだので、機会があればそちらでも是非お会いしましょう!

今回作った本は通販も準備中です。BOOTHの方へ近日中に掲載予定なので、追ってお知らせします!もしご興味があれば覗いてみてください。

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